建設廃棄物の排出事業者である元請業者は、廃棄物の処理計画を作成しなければなりませんが、その際、廃棄物の発生量を予測する必要があります。

建設廃棄物の発生量は、工事種類別の廃棄物発生量原単位などを参考とし、作業所(現場)の実情(用途、構造、規模等)を考慮して予測します。以下に工事の種類別に予測する方法を例示しましたので参考にしてください。

工事種類別の予測方法

1.建築工事における廃棄物

建築工事より発生する廃棄物は、建築物の用途別、構造別発生量の原単位に延床面積を乗じて予測する方法がある。

2.解体工事における廃棄物

解体工事より発生する廃棄物は、建築物の構造別発生量の原単位に除去面積を乗じて予測する方法がある。

3.建設汚泥

基礎工事等から発生する建設汚泥については、設計図書、地盤調査、施工方法等により建設汚泥の量を予測する。